パーキンソンの法則

最近、舌を噛みました。
ものすごく痛かったです。

舌を噛むと固形物を食べたくなくなります。
それでも食べられる方法はいくつかありますね。
そうです。
噛んだ舌とは逆の方向で食べれば良いんです。
そうすれば噛んだ方の舌へのダメージは軽減され多少食べやすくなります。

そんな事をしていると事件が起きました。

逆の方の唇を噛んでしまったのです。
同じ方向で噛んでいれば唇を噛む確率だって上がる。
当然の結果です。

僕はこれからやってくるであろう、口内炎との戦いに備えている日々を過ごしているのです。。。
冒頭の長さはシグマクレストNo1!!くっぽーです。

先週書きたい事あるとか書きましたけど、
何を書きたいかさっぱり忘れてしまったので、パーキンソンの法則について書いていきます。

パーキンソンの法則とは…
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英国の政治・経済学者パーキンソン(C. N. Parkinson)が自著『パーキンソンの法則』(森永晴彦訳,至誠堂)中で紹介した、
大変にシニカルな人間界に関するいくつかの法則をいう。
・役人の数は,その業務の多少にかかわらず常に一定の幾何級数的に増大する.
・仕事の量は与えられた時間を満たすように常に拡大する.
・予算決定会議においては,決定に要する時間は計画の予算規模に反比例する.
などがある.どれを「第一法則」と呼ぶかについては引用文献ごとに異なるようである。
kotobank より引用
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え~ちょっとわかりにくいですね。
例えをいくつか言います。

例1)夏休みの宿題が結局ギリギリまで着手せず、最終日に気合で終わらせる。

例2)余裕をもったスケジュールを立てた仕事が結局納期まで時間をかけて終わらせる。

こんな感じですかね。

人は本来弱い生き物であり、ひとたび時間的な余裕を認識してしまうと、
気分が乗らないような面倒な仕事は、先送りしてしまい、
あらかじめ定められた時間で仕事をしてしまうというものです。

みなさん!時間がたりないなぁとか仕事が終わらないとか思ったことありませんか?

このパーキンソンの法則にあてはめると、
時間内に仕事が終わりそうにない場合、
ついつい時間が足りないことを原因に求めがちですが、
実際は、その精神的な態度に問題があります。

残業する、しないも実は同じで、
いつも定時に帰る人ほど、定時までに終えることを前提として仕事をしており、
慢性的に残業をしている人ほど、残業を前提として仕事をしていると言われてます。
※場合によりますけどね!

ちなみに下記のサイトでは、「ほとんどのプロジェクトは期限の10分の1の時間で完了するはずなのに遅れてしまう」と書いてあります。
ビジネスのための雑学知ったかぶり

仕事をする時に意識するのは量ではなくデットライン(期限)になります。

3日で終わる作業を1.5日で終わらせて!と言えば実は終わる。
3日で終わる作業を1ヵ月以内で終わらせて!と言えば1ヵ月掛かっちゃいますよってことですね。

さらにデットラインが無い場合はその仕事は永遠に終わらないということ。
そりゃそうです。
いつか売上UPするぞ!より3ヵ月で売上UPだ!の方が気持ちの入り方が全然違います。
仕事を与える場合もデットラインも必ず与えましょう。

今やってる仕事、時間はまだあるから余裕だ~とか思ってませんか?
集中力が緩んでる証拠ですね!
本来与えられデットラインよりも自分の中で厳しくデットラインを組んで作業すれば、
仕事も早く終わるし、さらに時間に余裕も出てくるのではないですかね?