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第1回 なぜシステム健康診断する必要があるのか?

2013年5月

なぜシステム健康診断する必要があるのか?

そもそも、健康診断する必要はあるの?

こういった疑問があると思います。
「別に今困ってないから」ということで、要らないという判断もあるでしょう。
そもそも健康診断が必要かどうかを含めて、このコラムを読んでいただき、
要不要の判断基準の材料の一つとしていただければと思います。

バックアップは必要

言われなくても分かっている・・・というお叱りを受けそうですが、あえて書きます。

バックアップが必要になるのは、データやPCが壊れた時です。つまり、通常の業務内ではまず使うことはありません。だからバックアップが必要という意識が薄い方が多いです。
(人のことは言えませんが、我々もバックアップを取っていないデータがいくつかあります。(^ ^;)

しかし、PCやサーバーはある日いきなり壊れます。その時に「あ~バックアップとっとけばよかった」ということになります。これは、想像に難くないと思います。

「そうは言っても、PC壊れたことないよ」

それも一理あります。

壊れるかどうか、これは運です。例えばハードディスクですが、壊れる確率は、利用年数、室温、利用状況(持ち運び、しょっちゅうぶつけてる)などにもよりますが、ゼロということはなく、弊社の10年超の歴史を振り返っても、5年以上使っているPCであれば、15%程度の確率で故障しています。(※興味がある方は、「HDD 故障確率」…などで検索して、ご自身のPCがどの程度の故障確率かを確認してみてください。)

この確率を高いと考えるか、低いと考えるかは、利用される方の感覚次第ですが、長く使っていればいるほど、確率は上がり、いつ壊れてもおかしくありません。

だから定期的なバックアップが必要なのです。

システム改修の時にシステム屋に頼めますか?

自作、または古いシステム(開発元のシステム屋に頼めない)の場合、どうやって依頼しますか?大抵の場合、システム屋を呼んで、機能や業務フローを説明し、プログラムを渡して、ザックリ見積もりをもらいます。

しかし、システム屋も、お客様からの限られた情報を、限られた時間で理解し、難解(大体の場合)なプログラムを見れる範囲で見て、リスクを考慮した上で見積精度の低い、少し多めの金額を出さざるをえません。これは仕方がありません。なぜなら、お客様が機能をキチンと細部まで把握し、情報提供できていないことも一因です。

「じゃあ話をする前に、詳しい資料を準備すれば良いんだろう!」

その通りです。
とはいえ、システム屋へ提供する資料を作成するのは手間がかかりますし、ビックリするような高い見積もり金額が出てくるのであれば、そういった資料を作る手間自体、もったいないですよ。

OSやExcelのバージョンアップが必要になったけど大丈夫?

WindowsやOffice製品(WordやExcelなど)にはライフサイクルが決まっています。もしかして、ご存じない方がいらっしゃるかもしれませんので、軽く説明しますが、Microsoftが正式にサポートする期限を決めています。

サポートが切れたらどうなるのか?特に使えなくなる、ということはありません。しかし、セキュリティ上の脆弱性や不具合などを改善するための処置は行われなくなります。すると、情報漏えいやウイルス感染のリスクを伴うことになるため、セキュリティ上、好ましくありません。

「うちは、個人情報は扱ってないから関係ないよ」

そういうお客様もいらっしゃるかもしれません。それは何よりですが、従業員の情報も個人情報ですし、メールでお客様とやり取りしていれば、その情報が漏れても情報漏えいです。当然、機密情報なども漏れるリスクも増えるかもしれません。

「じゃあ、バージョンアップするよ!」

素晴らしい決断ですが、バージョンアップした環境で、果たして問題なく動作する保証はあるでしょうか?その保証はどこに求めますか?誰が責任もって調査し、改修しますか?これも、システム屋へ依頼するのが早いのではないでしょうか。

ちなみに、WindowsXP、Office2003の正式サポート終了は、2014年4月8日とのことです。

「なんだ、まだ1年あるじゃんか」

その通りです。まだ1年ありますが、1年しかない、とも言えます。もし、そのまま使い続けるのであれば何もしなくて良いですが、切り替えるのであれば、1年はあっという間に来てしまいます。だって、WindowsXPが国内に展開されたのは、2002年・・・あっという間に11年ですから1年なんてすぐですよ・・・


...ということで、大きな理由として、3点ほどあげさせていただきました。この3点、ウチには関係ないよ、という方は、キチンと管理された社内システムをお持ちの方ですので、システム健康を行う必要はありません。引き続き、責任もって管理されればよろしいかと。

しかし、この3点で「う~ん、そう言われると・・・」と思われた方は、システム健康診断を検討されてはいかがでしょうか。