「導入して終わり」にしないBIツール活用。経営ダッシュボード構築とTableau活用支援の2事例
はじめに
BIツールは、社内に分散したデータを統合し、経営や現場の意思決定を速める強力な仕組みです。一方で、「ツールは導入したものの使いこなせない」「そもそもどう設計すればいいか分からない」という声も多く聞かれます。
本記事では、BIツールを起点に企業の意思決定を変えた2つの事例をご紹介します。
1つはxReportを使ったゼロからの経営ダッシュボード構築、もう1つはすでにTableauを導入済みの企業への活用支援です。
いずれも「導入して終わり」にしない伴走型の支援がポイントです。
事例1:xReportを使用した「経営ダッシュボード」
システム概要
分散したデータを一か所に集約したのち、経営者が必要な情報を厳選し、毎日所定のレポートを自動生成する仕組みを構築しました。
xReportを活用し、各種データを統合・分析して、視認性の高いグラフや指標を提供します。
xReportの導入からダッシュボードの作成、利用ガイドの作成まで、ゼロから一貫して対応しました。
課題
- 社内にデータが分散していて、経営判断に時間がかかる
- 月に一度の業績把握では経営判断が遅れる
これらを、迅速な経営判断を実現する「経営ダッシュボード」で解決しました。
システムの全体像

基幹システム、経理データ(CSV)、店舗データ(CSV)、営業データ(Excel)など、社内に散在していた必要なデータをDWH(データウェアハウス)に統合。
そのうえで、用途に応じた2種類のダッシュボードを提供しています。
- 経営者のためのダッシュボード:経営状況を日々直感的に把握
- 営業のためのダッシュボード :目的に応じて必要な情報を自由に選択
月次でしか見えなかった業績を日次で可視化し、経営者・営業がそれぞれの視点で数字を追える環境を整えました。
xReportとは
Excelでデザインする帳票作成・データ変換ツールです。
データソースの項目はExcelのコメント機能で定義し、Excelの計算式や関数もそのまま利用できます。
- 安価なため、部内予算で収まる(中小企業、もしくは大企業の一部門での利用に適する)
- プログラミングの必要がなく、Excelの操作方法で設定可能
事例2:Tableauの活用支援
システム概要
「検査データ活用ツール」と「SCM可視化ツール」を作成しました。それぞれの目的は以下の通りです。
- 検査データ活用ツール:品質管理の強化、人的リソースの最適化
- SCM可視化ツール :在庫管理の適正化、判断基準の見える化
Tableauを導入しているものの、業務で十分に使いこなせていない企業様に対し、単なる受託作業ではなく「活用提案」をセットにした支援を提供しました。
課題
- Tableauを導入しているが、活用方法が分からず、ある程度の知識がないと使いこなすのが難しい
この状況を、BIツールを「もっと使いこなせる」状態に導くことで解決しました。
支援内容
- ヒアリング:ラフをもらい、クライアントの要望を受ける際に、目的や背景まで詳細にヒアリング
- トライ&エラー:初期提案後、実際のデータを投入し、実業務で活用しながら改善を繰り返す
- +αの提案:言われたことを実装するだけでなく、「こんなこともできます」という提案をプラス
Tableauとは
膨大で多様なデータを直感的に分析・可視化できるBIツールです。
Excelでは扱えないような膨大なデータでも、ドラッグアンドドロップの操作でさまざまな形式に可視化できます。
- 色、ラベルなど自由に調整し、目的に合ったグラフを作成できる
- ノーコードで作成できるため、専門知識が不要になり、直感的に作業可能
BIツール導入効果 × 弊社の強み

BIツール導入効果
- データが分散せず、早く手間をかけず統合できる
- 視覚的にデータを捉えやすく、意思決定のスピードが向上する
- 専門スキルがなくてもデータを分析できる
弊社の強み
- BIツールの知見が豊富
- データ整理などの細かく泥臭い作業も対応可能
- お客様と隣の感覚を大切にした伴走支援
わたしたちの支援スタンス
2つの事例に共通するのは、「導入」ではなく「活用できる状態」までを支援するスタンスです。
- お客様の隣の感覚:お客様と隣の感覚で、共に試行錯誤しながら進める姿勢
- +αの提案:言われたことをやるだけではなく、+αの提案をする
- 活用ガイダンス:単なる導入支援ではなく、”活用できる”状態に導く
- 専門知識:BIツールや業務の知識が豊富で、適切な使い方を提案できる
- 泥臭い作業も対応:データ整理などの細かい作業も対応可能
まとめ
本記事のポイントは以下の3点です。
- xReportではゼロからの導入・ダッシュボード構築・利用ガイド作成まで一貫対応し、月次だった業績把握を日次の経営判断へ
- Tableauでは導入済み企業の「使いこなせない」を解消し、ヒアリング・トライ&エラー・+αの提案で活用できる状態まで伴走
- いずれも「導入して終わり」にせず、お客様と隣り合わせで活用まで支援する姿勢を重視
BIツールの新規導入を検討している企業様、あるいは導入済みだが活用しきれていない企業様の双方にとって、参考になる事例です。


