FlexProcess関連業務に延べ20年。保守・エンハンスからバージョンアップ移行、工場横展開までワンストップ支援
はじめに
食品製造業の生産管理を支えるFlexProcess(以下、FP)は、導入後の運用フェーズこそが長く続きます。
日々の問い合わせ対応、業務変化に応じた小規模な機能追加、そしてバージョンアップや新システムへの移行。いずれもFP本体だけでなく、F1ソリューションズや個別のアドオンプログラムまで含めた構造の理解が欠かせません。
当社はFP関連業務に延べ20年携わってきました。本記事では、その支援内容を3つの領域に分けてご紹介します。
FPを取り巻くシステム構造
FPの運用支援を考えるうえで前提となるのが、システムが層構造になっている点です。
FP本体の上にF1ソリューションズがあり、さらにその周囲を各社個別の他アドオンプログラムが取り囲む形になっています。
この構造ゆえに、問い合わせや不具合の原因がFP本体にあるのか、F1にあるのか、アドオン側にあるのかの切り分けが必要になります。
当社ではこれらすべてを保守対象としており、切り分けを含めた対応が可能です。
① 保守、エンハンス、運用支援

支援内容
- FP本体、F1、アドオンすべてに対してお問合せ対応、調査等の実施
- エンハンスは、FP本体やF1の属性項目追加や小規模機能追加。各社個別の業務ロジックに対応する別途アドオン開発、改修の実施
- 月次原価計算処理の運用支援
得意領域
生産管理、生産計画、原価を中心に、在庫、購買、販売まで幅広い領域をカバーしています。
特に生産管理・生産計画・原価の3領域を強みとしています。
月次原価計算処理のような、毎月確実に回さなければならない定型処理の運用支援まで含めている点も特徴です。
② FPバージョンアップ対応/新システムへの移行

全体作業支援
- バージョン間や新生産システムとのデータマッピング、データクレンジング、マスタ登録作業、リハーサルなどのデータ移行作業
- バージョンアップに伴うアドオンのマイグレーションや機能開発(要件定義〜開発〜リリース)
- 運用テスト環境構築、現新比較テストの実施
- 各工場への導入、本番化支援
対応実績のある移行パターン
- FlexProcess Ver.9 → FlexProcess Ver.11
- FlexProcess → mcframe
- FlexProcess → SAP
- Microsoft .NET 3.x → .NET 4.x
FP内でのバージョンアップだけでなく、mcframeやSAPといった他システムへの移行、さらに.NETフレームワークのバージョン移行まで対応しています。
バージョンアップで見落とされやすいのがアドオンの扱いです。
FP本体が新バージョンに上がっても、各社固有の業務ロジックを担うアドオンはそのままでは動かないケースがあります。
要件定義から開発、リリースまでを含めたマイグレーション支援により、移行後も業務を止めない体制を整えます。
③ FP導入サポート/工場横展開支援
FPの新規導入サポートや、他工場への横展開支援を行っています。
複数工場を持つ企業では、1工場での導入が成功した後、他工場へ広げるフェーズが次の課題となります。工場ごとに業務の進め方が異なることも多く、標準化と個別対応のバランスが問われる場面です。
メリット
- 保守に5年以上携わっている、ノウハウ豊富なメンバーがワンストップで対応
- FPの生産モデルや資源、F1の内部構造を考慮した最適なご提案
- FP本体だけでなく、F1やその他アドオンも保守対象
FPは生産モデルや資源の考え方に独自性があり、その設計思想を理解しているかどうかで提案の質が変わります。
内部構造まで踏まえた提案ができる点が、長年の関与によって蓄積された強みです。
まとめ
本記事のポイントは以下の3点です。
- FP関連業務に延べ20年携わり、FP本体・F1・アドオンのすべてを保守対象としてワンストップで対応
- 生産管理・生産計画・原価を得意領域とし、月次原価計算処理の運用支援まで実施
- Ver.9からVer.11へのバージョンアップ、mcframeやSAPへの移行、工場横展開まで幅広く支援
FPの保守体制の見直しや、バージョンアップ・移行を検討されている食品製造業様にとって、参考になる内容です。


