ミニミニセミナー:エバンジェリスト

みなさまこんにちは。

今月のMMS担当として私かっきーが当ブログの執筆を担当させて頂きます。
通常のゆるーい月1連載とは一線を画してキリッと真面目にお届け致しますので
みなさまもキリッと目を見開いてご覧頂ければ幸いです。

ところで、みなさんは「エバンジェリスト」という言葉をご存知でしょうか?
某逃げちゃダメなアニメの超絶マニアな方々を尊敬の念を込めてこうお呼びします。
違います。お呼びしません。そもそもあっちはバじゃなくてヴァですからね。ヴァ
下唇を血が出るほど噛んでぇー、せーのぉー!

はい。真面目にお届けします。キリッとね。

エバンジェリストとはいわゆる、役職、肩書の一つなのでして、
少し前までは「よくわからない肩書ランキング」第1位に輝いていたようです。
確かに、一度聞いただけで仕事の内容までイメージするのは難しいかもしれません。

本来の語源は、キリスト教における「伝道師」です。
これが転じて「IT技術をわかりやすく説明する役職」となり
主に外資系のIT企業で、正式に役職として制定されているようです。

具体的には、
【だ れ に?】 クライアント(お客様)、世間一般、IT技術者に対して
【な に を?】 自社の製品、サービスや、その活用ノウハウ、基盤となる技術などを
【どうやって?】 自社セミナー、講演会、展示会、取材対応、連載/執筆活動を通じて
わかりやすく的確にお伝えすることが主な仕事となります。

私も実際に講演会等で各社のエバンジェリストの方の講演を聞く機会があったのですが、
資料の精度からプレゼンテーションスキル、内容も話術も実に洗練されており
その説明内容に圧倒されてしまいました。

ここまで聞くと、営業、広報の役割が大きいように思いますが
実際は、元は技術者だったという人が多いようです。
しかも、最初からエバンジェリストを目指していたというよりむしろ
いつの間にかなってしまった、という人が多いようですね。

とはいえ、今後はIT業界におけるキャリアパスの選択肢の一つとして
視野に入れる技術者も多くなってくるのではないかと思われます。

日本人の「エバンジェリスト」はまだ人数が少ないと言われていますが
展示会やセミナーなどでも名前を目にすることも多くなってきました。
みなさんも機会があればぜひ一度、彼らの講演をご覧になってみてはいかがでしょうか?
きっと何か学ぶことがあると思います。

以上、いかがでしたでしょうか?
今回はMMS担当としてキリッと真面目にお届け致しました。

それでは、また会う日まで。ごきげんよう。