はーい、どーも初めまして&こんにちはっ♪
三十路でも気にしない、恋に仕事に一生懸命、シグマクレストのアイドルこと、あ~やです☆ミ
・・・あっ痛っ、やめっ、痛い痛い、グーはやめて、たいばつはんたーい・・・
(教育的指導によりしばらくお待ち下さい)
えーこほん、しょっぱな変なテンションですみません。
改めまして、お初にお目にかかります本日のブログ担当、あ~やと申します。
今日の記事は、もうおわかりですね。
毎月恒例☆ミニミニセミナー(MMS)(*1)のお時間で~す。
さあ、今回のお題はこちら!「所得税」!
稼いでいる人皆が払っている「所得税」!できれば払いたくない「所得税」!
でも払わないと色々まずいよ「所得税」!
こんな私たちに身近な「所得税」の基本のキについてお話します。
新社会人の皆様、社会はこうして成り立っているのですよ。とくとご覧あれ。
それではれっつらご!
■税金って何?
そもそも、なんで私たち税金払わなきゃいけないんでしょうね?
それはね、
税金=「社会を支える会費」
だからです。
ほら、道路歩くのタダだけど、道路整備するのはタダじゃないでしょ?
こんな公共サービス(警察・消防・道路・水道・福祉・教育など)を利用するための会費が、
税金って訳ですよ。
あと、納税は義務として憲法で決められてますからね。学校でやりましたよね?
国民の3大義務「教育」「勤労」「納税」。
日本で生きてる限り義務果たさないと捕まっちゃいますからね。
りぴーとあふたーみー、「教育」「勤労」「納税」!おっけー、べりぐっ!
■税金の4つの役割
税金には4つの役割があります。
①公共サービスの資金調達
これ前項で言った「社会を支える会費」ってこと。
②所得の再分配
資本主義社会では、ほっとくと、貧富の格差が広がってしまいます。
お金持ちは、有り余る財力を使ってよりお金持ちに、貧乏さんは、投資するお金もなく
より貧乏に。ああ、人生は世知辛い!
そんな世知辛さを、税金という仕組みが緩和してくれるんです。
現在の日本では、収入が多い人ほどより高い税金が取られます。
徴収された税金は、社会保障制度などを通じて国民全員に還元されます。
こうすることで、所得の格差が少し緩和されるんですね。わあ、ありがたい!
③景気の調整
例えば、所得税だと、景気が好況の時には税率を上げて、景気がよくなりすぎないように
します。不況の時はその逆。何事もほどほどにってことやね。
④政策の手段
例えば、証券投資を盛んにしたいなら、株の売却益や配当に対する所得税を軽くする特例
を設けたりなんてことも。経済と政策は密接な関係にあるのですね。
■10種類の所得
さあ、こっからいよいよ所得税のお話ですよ。はい、まず基本定義。
所得税 = 個人の「稼ぎ=所得」に対してかかる税金
所得は、以下の10種類に大別されます。この種類によって税金の計算方法変わります。
- 利子所得 : 預貯金や公社債の利子など
- 配当所得 : 株式の配当金、証券投資信託の分配金など
- 不動産所得 : マンションや駐車場の賃貸料など
- 事業所得 : 製造業や販売業、サービス業などの所得など
- 給与所得 : 給料や賞与など
- 退職所得 : 退職金など
- 山林所得 : 山林の伐採や譲渡による所得など
- 譲渡所得 : 販売用以外の資産の譲渡による所得など
- 一時所得 : 満期の保険金、馬券の払い戻し金など
- 雑所得 : 上記のいずれも該当しないもの
■所得税の計算方法
はい、次に基本式。
所得税額 = (所得金額-所得控除)×税率
所得金額は、「収入-経費」です。収入だけでなく経費もきちんと計上できます。
そこからさらに、所得控除を引いた分に対して、税率をかけて税金を求めます。
なので、確定申告する時は、もれなく経費を計上し、かつ受けられる控除をすべて受けられる
よう申告するのがポイントになる訳ですね。
払う税金は仕方ないから払うけど、払わなくていい税金は払わない!これ基本。
ちなみに、対象期間は1/1~12/31です。あしからず。
■所得控除
控除控除いうけどなんやねんこれ、そんな風に思っているあなたに、はいこちら。
所得控除 = 本人や家族の状況、災害や病気など個人の事情により税の負担を軽くする制度
所得控除にはこんなの↓あります。
基礎控除は所得者本人一律控除されますが、それ以外は人それぞれです。
- 基礎控除
- 配偶者控除(配偶者特別控除)
- 扶養控除
- 障害者控除
- 寡婦控除
- 寡夫控除
- 勤労学生控除
- 社会保険料控除
- 小規模企業共済等掛金控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 寄付金控除
- 雑損控除
- 医療費控除
■源泉徴収、年末調整
これもよく聞く頻出単語。覚えておきましょう。
源泉徴収 = 給与から税金が天引きされる仕組み
所得税は、給料から天引きされてます。毎月の給与明細にもしっかり記載されていますよね。
見るたびに、チキショウまた税金こんなにとられてやがるって・・・違う違う。
天引きされるのは、所得の支払者である会社が国に治めているからです。
この会社=所得の支払者=源泉徴収義務者になります。
つまり、会社は源泉徴収した税金を納付する義務があるのです。
逆に、源泉徴収されているから、一般のサラリーマンは、確定申告しなくていんですよ。
逆に便利。逆に。
あと、毎年もらう「源泉徴収票」、これは「所得税の納税証明書」です。
普段特に使わないんですけど、これ、ちゃんと税金おさめたよって証明書ですからね。
医療費控除や住宅ローン控除などの還付で確定申告する時や、転職や再就職後の年末調整にも
必要になります。
くれぐれも無くしたりしないように!
年末調整 = 源泉徴収された税額と実際の税額の過不足を精算
源泉徴収って、実は、平均額で税金が計算されてます。なんで、1年たった時に、実際の
税金額と差額がでちゃいます。
それを調整するのが年末調整なのです。
大事なお金だから、正確に精算しないとね!
今回のMMSは以上になります。いかがでしたか?
知ってる人は知っていることですが、何事も基本は大事。
この基本を元に、他の税金、会社が納めている税金なども調べてみるといいですよ!
いかに我々が国にお金を払っているか、それなのに借金まみれの日本、がわかります☆
(*1)ミニミニセミナー(MMS)・・・社員総会(*2)にて開催される10分程度のプチプレゼンコーナーのこと。設立当初
からの伝統行事となっており、全社員持ち回りで、月ごとに担当が決まっている。テーマは自由、様々な理念や、技術系
趣味等なんでもござれ。全社員持ち回りなので、1回やると次は数年後というオリンピック並の頻度にも関わらず、回って
くると「え?もうそんな経ったの?」と思わせる不思議な力を持つ。全く、光陰矢のごとしである。
(*2)社員総会・・・月に1回本社にて全社員総出で開かれる全社会議。代表からの経営トピックスや売上報告、各部署から
の連絡事項を始め、ディスカッションやアイディア出しなどもこの会議の中で行っている。