一筆のあたたかみ

こんにちは。
絆処・彩の小澤です。

・・・・?

小澤の前のは・・?

はい、今読んでくださっているあなたの疑問、
私にはもう、その、スケスケです。

まるであんみつでも出てくるのではないかと思わせる漢字二文字と
点を挟んでひっそりと、しかし堂々と佇む謎の漢字一文字。

一体なんでしょうか、これは。

ふはははは。
説明します。

絆処・彩(きずなどころ・さい)というのは組織名で、
処というのが、いわゆる“部”、後ろの漢字一文字はチーム名です。
これはそのチームの役割やメンバーのイメージから名付けられました。

私たち彩は、採用活動や社内活動、広報活動などを行うチームで、
彩という文字の持つ“色をつけて美しくする”、“いろどる”という意味のように、
内外へ働きかけて会社に新しい色を足したり、より鮮やかに発色できるように活動しています。

・・べ、別に、今考えたわけではありません。

一般的に使われている「システム開発部」「企画部」などではなく
ありふれていない、“土の香り”のする組織名、私はとても気に入っています。

※“土の香り”についてはこちら(シグマクレストホームページにとびます)

独特な組織名なので、初めてのご挨拶などでお話のきっかけになったりと
嬉しい部分もあるのですが、ありふれていない分お伝えするのには気を使います。
直接お伝えできる場合は、短い時間の中で簡潔に伝えられるように、
メールやお問合せなど直接お話できない場合は、備考に読み方を添えたりします。

と言っても、やはり伝わりにくい。
文中でもうっかり「あや」と読んでしまいがちですよね・・・「さい」です。
これからも色々と工夫をして、シグマクレストの組織名の浸透を目指します。

 

さて、自己紹介するだけでこんなに長くなるとは思わなかったのですが、
今回私がお伝えしたいのは「一筆のあたたかみ」です。

今年も残り50日を切り、年賀はがきも発売されましたが、
シグマクレストでも毎年オリジナルの年賀状をお送りしています。

その作業の中で私が楽しみにしていること、
それは、宛先のその方へ手書きのメッセージを一言添えることです。

初めてお会いした時のことや、お話したことなどを振り返って
これまでの感謝の気持ちと、これからへ向けてのメッセージを
ほんの少しですが書き添える。私にとってはとても大切で幸せな時間です。

なぜ私はその作業が好きなのか。

それは、周りの方々に同じように一言・一工夫添えたものをいただいて、
ほんのちょっとの、ですが、ものすごくパワーのあるその部分によって
毎回とってもあたたかい気持ちになるからです。

例えば、今までいただいたものではこのようなものがありました。
営業のダイレクトメールでも担当の方の一言が手書きで添えてあったり、
クリスマスシーズンに届いた封筒にはサンタさんとトナカイのスタンプが押してあったり、
別のお便りでは宛名とコメントが手書きで、なんとそのはがきの消印が富士山だったり。
(毎年、お客様へはがきを用意して富士山へ登頂し山の上のポストに投函するそうです)

また、最近いただいたお便りには、最後にこのような一言が添えてありました。
「空気が澄んで夜空がきれいな季節がやってまいります。どうぞいつもお健やかに。」

 

いかがですか。

感動してしまいますよね。

・・・じーん。

 
ちなみに上記の例は全て違うお客様、お知り合いの方からいただいたものです。

・・・じーん。

 

ほんの一言、ほんの少しの工夫でも
その方が私のためにエネルギーや想いを分けてくださったかと思うと
本当にその部分からあたたかみが伝わってきて、ホクホクします。

一言のメッセージで、受取った方に温度が伝わって喜んでいただける。
差し出す側からすればそれは確かではないですが、そうなったらいいな~という願いを込めて、
今年もメッセージ書きを楽しみます。