こんにちわ!あだきちです!
我々の業界では、「互換性」という言葉がちょいちょい使われます。
一言で互換性と言っても、実は種類があるんです。
■互換性の種類
1.上位互換
機能やグレードが上位の製品が、下位の製品の機能、規格を扱えることを言います。
例えば、Wikipediaによると・・・
・Adobe Photoshop CS(上位)はAdobe Photoshop Elements(下位)で作成したデータが読み込める。
2.下位互換
上位互換の逆です。上位製品の一部分であったり、限定的に扱える場合が多いです。
例えば、
・Windows 7 Home Premium エディション(下位)は、Windows 7 Professional エディション(上位)と同等のデスクトップナビゲーション、高速文書検索機能、 Internet Explorer、ホームグループ機能を使うことができるので共通利用することができる。
3.後方互換
新しい製品が、過去の製品の規格を扱えることを言います。
例えば、
・WiiU(後方)でWii(前方)のゲームソフトが使える。
4.前方互換
後方互換の逆です。下位互換と同様、限定的である場合が多いです。
例えば、
・Excel2003(前方)でExcel2010(後方)で作成した資料を使用、編集することができる。
簡単にいうと、
1、2は同時期に発売されたグレードの違う製品やサービスなどに対して使われる言葉であるのに対し、
3、4は同一製品で時系列が異なる製品やサービスなどに対して使われる言葉だと理解すると良いと思います。
恥ずかしいことに私はこの記事を書くまで、これらを混同して使っていました・・・。特に、下位互換と前方互換はごっちゃになりやすいので、ご注意をば。
(参考)
下位互換、上位互換、前方互換、後方互換がわからない
上位互換 – Wikipedia
下位互換 – Wikipedia
前方互換 – Wikipedia
後方互換 – Wikipedia