なぜなにくっぽー:なぜ同じチェーン店のコンビニが近くにあるのか?

5月ですね。
5月だというのに何でこんなに寒いんでしょ。
こんな時は体調崩しやすいですからね。
GWの予定はばっちりですか?
充実したGWを迎えるためにも体調管理はしっかりしていきましょ!

…まあもう前日ですけどね。

こんにちわ。くっぽーです。

友人3人で町をブラブラ。
とある道を歩いていたら某コンビニがありました。
また少し歩いて行くと同じチェーン店のコンビニが!

A「ねぇ見て!また同じコンビニ!!」

B「また??どんだけ~~(死語)」

C「肉まん食べたい」

A「なんでこんなに近くに同じコンビニがあるの?」

B「あれじゃね?お客をゲッツ!!(死語)するためじゃね?」

C「あんまんでもいい」

・・・

みなさん一度はこんな経験があるのでは?また同じ疑問を抱いたことがあるのでは?
という訳で、お待たせしました。
なぜなにくっぽーのお時間です。
「なぜ同じチェーン店のコンビニが近くにあるのか?」という疑問を解説しちゃうよ。

まあ何かしら意図があって近くに出店してるんだろうとは分かりますけどね。
じつはこれは「ドミナント戦略」という出店方法なんです。

ドミナント戦略とは…
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ドミナント戦略(ドミナントせんりゃく、strategic dominance)とは主にチェーン展開している店舗の出店施策の一つでビジネス用語。
ドミナント出店、エリア・ドミナンス戦略とも言う。時に出店そのものを指すことがある。dominant の元来の意味は優位・支配。
日本であれば47都道府県や市町村全てを対象にした絨毯爆撃のような出店を行なわず、特定の地域の、
例えば関東地方であれば南関東1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)等の限定した地域を対象とした集中的な出店や特定路線沿いに次々と出店し、
同一商圏内の競業他社や競合他店に比べて市場シェア率の向上獲得や独占を意図した出店戦略や出店計画を言う。
Wikipediaより引用
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簡単にいうとある地域に集中的に店舗を作って、その地域のシェア率上げようぜ!ってことですね。

でも、ぱっと思いつくデメリットもありますよね。
例えば「同じチェーン店で顧客を奪いあうんじゃないか?」とか。

しかし、それ以上にメリットがあるんですね。
例えば、

・店舗間の距離を縮めることで配送車の燃料代の節約、商品配送時に渋滞などで商品が遅れる確率を下げる
・おにぎりやお弁当などの食料品で食中毒などのリスクを軽減(配送時間や方法が考慮されている)
・同じ地域に複数出店することで、ブランド力(知名度)をあげる。

他にもメリットがあるみたいですけどね。とりあえずさらっと。

そんなわけで、「なぜ同じチェーン店のコンビニが近くにあるのか?」というのは分かって頂けたと思います。

これでGWでお出かけした時に、

A「ねぇ見て!また同じコンビニ!!」

B「あ~。あれってドミナント戦略って言うんだぜ…」

A「キャー!!詳しい!!かっこいい!!!」

C「からあげ下さい」

ってなりますね。わくわく。