投稿者「sigmacrest」のアーカイブ

部署名のあたたかみ

こんにちは。 絆処・佑の小澤です。

ブログをごぶさたしている間に、街にはクリスマスケーキの予約や、
年賀状の受付を知らせる広告が増えてきました。

いつのまにか季節が変わったのですね。ふふ・・・

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論理演算

みなさん、はじめまして。とむとむと申します。
執筆時点では 技処 に所属している、自他ともに認める技術屋さんです。今回ミニミニセミナーの担当ということで、ブログにも出張してきました。
技術屋として短時間に語ることができる題材として、論理演算を取り上げてみました。実際には、論理演算は深く面白い題材で、短時間ですべてを語ることはできません。また、すべてを私が理解しているわけでもありません。そこで、新人が入ってきて間もない今、論理演算の入り口を、復習を兼ねて説明してみたいと思います。
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職人のあたたかみ

こんにちは。
新しいくつを履くとだいたい靴擦れする、小澤です。

先日、バイクの部品を交換しに行ってきました。

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おいしいよ(写真と本文は関係ありません)

 

 

 

 

 

 

 

 

私はバイクを購入して以来、ずっと同じお店にメンテナンスをお願いしています。

そのバイク屋さんの作業場を見ていると、スタッフ皆さんのチームワークの良さがわかります。
声を掛け合いフォローし合って、作業は流れるように進み、冗談も交えながら皆さんいいお顔で
働いており、陳列されたピカピカのバイクより作業場を見るほうがわくわくします。

また、知識のない私にも、かかった工賃の具体的な内容や、バイクの状態など親切にわかりやすく
噛み砕いて教えてくれるので、いつも安心して利用することができています。

ひとつ、いつもこのバイク屋さんにくると思い出すエピソードがあるのでご紹介します。

まだ購入したての頃、ここでベテランのおっちゃんスタッフさんに
バイクを見てもらったことがありました。
定期メンテナンスを終えて、おっちゃんが渋い声でひとこと

「おねえちゃん、このバイク乗りにくくないかい?」

私は特に不便を感じていなかったのですが、ちょっと来てごらん、とシートに促され座ると
おっちゃんはさっとハンドルの高さを調整しました。

お「はい、ハンドル持ってみて。」

私「・・・!」

お「ねえ、違うでしょう。おねえちゃんの身長ならこれくらいが一番乗りやすいはずなんだよ。」

私「調整前と全然違います。腕が楽です。」

お「だろう。バイクは部品替えたり塗装したりすることをカスタムって認識しがちだけど
こうやって自分が一番乗りやすくすることもカスタムなんだよ。」

このおっちゃんは見た目も、ザ・職人という感じで声を掛けるのに勇気がいる雰囲気なのですが、
もうこの親切な対応が心の芯まで響いて、おっちゃん!と馴れ馴れしく呼ばせてもらうほど
大好きになりました。

前回、「問題を解決することが“働くこと”、“仕事”の原点」と書きましたが、
まだ自分でも認識していない問題を解決してくれたおっちゃんみたいな人を
「プロ」と呼ぶのだと思います。

その後しばらくおっちゃんとは会えていませんが、またあのオイルで汚れたゴツゴツした手で
作業する格好良い姿を見に行きたいです。

「はたらく」のあたたかみ

こんにちは。小澤です。
先日、久しぶりに東京タワーへ行きました。 

東京タワー

ほれぼれ

 

 

 

 

 

 

 

 

下から眺めるだけでしたが、いつ見てもやっぱり美しい!

真っ暗な空にあたたかいオレンジの光がぶわ~んと浮かび上がる様子に
静かに興奮してしまいました。7月になると、白っぽいオレンジの光に
衣替えするようで、こちらもとても楽しみです。

さて、私は先日同僚に誘われて、働くことを考える「はたらきたい展」に行って参りました。
以前は「はたらくこと」や「生きること」にあまり興味を持たず、なんとなく過ごしていた
私ですが、採用担当になってから、様々なはたらき方、
生き方に触れるようになり、
この年になってようやく考えるようになりました。

会場をまわっていると、いろいろとおもしろいコンテンツから「はたらく」ことの
メッセージを受け取ることができるのですが、私は特に、この考え方が好きです。

「はたらく」

入口すぐで、出会えます

 

 

 

 

 

 

 

 

「はたをらくにすること」
傍(はた)を楽(らく)にすること。
つまり、自分のまわりにいる人たちの問題を解決すること。
それこそが“働くこと”、“仕事”の原点であるのだなあ、と。

私がこの言葉に出会ったのは1年前ですが、すぐにストンとおなかに落ちて
気付けばいつも、私の中に居るようになりました。
今まで難しく考えていたことも、まずこの言葉に照らし合わせて
シンプルに考えられるようになり、今では私の「はたらく」の根っこになっています。

はたらきたい展では、他にも素敵なことばたちにたくさん会えます。
みて・きいて・ふれて、好きな角度から楽しめるようになっていますので、
学生の方も、社会人の方も、どなたにでもおすすめです。

6月17日まで渋谷パルコで開催しています。
よろしければぜひに! 誘ってくれた同僚よ、ありがとう。

コーヒー教室のあたたかみ

こんにちは。小澤です。
最近、久しぶりにバイクを洗車しました。良い天気の下、短パン・Tシャツ・ビーサン姿で
水浸しになりながら熱中していたら、近所の男の子がうらやましそうにこちらを見ていたので、
「一緒にやる~?」と聞いたら、無表情で逃げていきました。

うらやましそうな表情に見えたのにな・・・。

さて、私は先日、とあるコーヒー屋さんのコーヒー教室に参加してきました。
そのコーヒー屋さんは、女性の店長さんが一人で開いている小さなお店で、
ずっと行ってみたいと思っていたお店のひとつでした。

教室は、夕方の閉店後、私含め3名の生徒と店長先生の計4名で始まります。

教室の流れは、
まず先生が目の前でドリップを実演しながら、
・お店の定番コーヒー4種を飲み比べて、豆の焙煎具合による味の違いと、特徴を知る
・豆の特徴にあわせたドリップ方法を知る

それを踏まえて、
・4種の豆の中から自分の好みを選んで、生徒それぞれがドリップを実践
・自分で飲んで、味を確かめる、さっき先生が入れてくれたものと比べる
・先生に飲んでもらって、アドバイスをもらう
・もう一度ドリップを実践

というように進行していきます。
ちなみに、このお店はペーパードリップなので、今回学ぶのもペーパーです。
私はペーパードリップが一番身近なので、とても嬉しい要素です。

おいしいおやつをはさみながら、試飲していきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間半の教室の中で、おしゃべりを交えながら穏やかでぜいたくな
時間が過ぎていきました。終わった頃には、たっぷりの学びを得た充実感と、
先生の丁寧なしごとを間近で見て、なんだかふわふわしたような感覚と
コーヒーがおなかの中でたっぷんたっぷん揺れている感覚を得たのですが、
もうひとつ、コーヒーの入れ方とは別の、大きなことを学びました。

この教室で先生が設定してくれたテーマは、
「おいしいコーヒーのいれ方」ではなく、
「わたしにとっておいしいコーヒーのいれ方」です。

私はこの教室で、豆の特徴と、入れ方による味の変化の知識を得て、
香り・苦み・酸味・コクなど自分好みのコーヒーを入れるための、
調整方法を知ることができました。

その人に最適なこたえを教えるのではなく
その人に最適なこたえを、その人自身が導けるように必要な知識とヒントを教える。

そうすることで、可能性や範囲を狭めることなく
・自ら考えて試すこと
・自分の好きをより深く知ること
・偶然うまれたものとの出会い

なんかを、より楽しむことができるなあと、感じました。

今は、ネットで検索すれば簡単にこたえを得ることができる時代ですが、
まずは、自分のこたえを見つける過程を楽しめる人間でありたいです。

うふふふふ。