オフィス電話のストレス事情

オフィス電話にストレスがある実態をご存じですか?

電話応対は、若手の方を中心に対応している企業も多く、
「若手の仕事」「若手がやるのが当たり前」「電話が出れないとダメだ」
などと考えられ、軽視されがちな問題です。

しかし、実は10年ほど前から、若者を中心に電話恐怖症が増加しており、
入社後1年未満で仕事を辞める理由として、「電話に出られない」が出始めています。

電話恐怖症の原因として、『家庭に固定電話がないこと』『携帯電話の普及』が挙げられます。
固定電話の出方がわからなかったり、携帯では相手が誰か分かるが、固定電話では誰かわからないため、電話に対して苦手意識を持つ若者が多いようです。

 

 

電話にストレスを感じる人たち

シンカ社の調査によると、約6割が会社の電話応対にストレスを感じており、
さらに約4割の人が、電話応対で仕事が嫌になったことがあるという結果が出ています。
なぜストレスを感じるのかというと、電話応対に自信がないことが主な理由として挙げられています。

例えば、

 聞き直しで気分を害されてしまった…
 長時間待たせ、切電されてしまった…
 「前と同じもので」という注文に対応できなかった…

など、電話応対のミスによりお客様を怒らせてしまった経験や、
「もし重要なお客様だったら…」「クレームだったら…」という不安から、電話応対を負担に感じるとのことです。

また、電話応対におけるミスから、クレームや顧客離反に繋がってしまう可能性は高く、
上記のような対応をされたお客様の【9割以上】が離反の意思を示すといった調査結果も出ています。

従業員にとっての電話応対ストレスの軽減は、顧客離反の削減にも繋がるのです。

年末年始休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2020年も残りひと月となりました。
年末年始の休業日につきまして、誠に勝手ながら下記のとおりとさせていただきます。

【年末年始休業日】
 2020年12月31日(木)~2021年1月3日(日)

 ※休業期間中にいただいたお問合せにつきましては、
  1月4日(月)以降に順次回答させていただきます。

今年はインフルエンザだけでなく、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されますので、
皆様くれぐれもご自愛ください。

来年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

今月のトピックス

だんだんと朝晩の冷え込みが増し、
乾燥や風邪が気になる季節の到来です。
コロナの影響もありますので、皆様、体調管理には十分にご注意ください。

先日、幕張メッセで開催された「JAPAN IT WEEK秋」に情報収集のために行ってきました。

例年よりも寂しい雰囲気なのか?と思ってましたが、
久しぶりのシステム関連のリアル展示会ということもあってか、
若干来場者が少ない感じがありつつも大変賑わっておりました。

もちろん、「コロナを持ち込まない対策」として
入場前の体温検査、消毒、マスクの着用を必須も徹底されていました。

展示会にて新規商材の候補や最新のトレンドなどを仕入れましたので
今後、ご紹介させていただきます。

「顧客体験」の実現に有効なOne to One マーケティング

One to One マーケティングとは、お客様ひとりひとりのニーズに合わせて対応するマーケティング手法です。
近年重視されている「顧客体験」の実現には、画一的なマーケティングではなく、
個々に最適なアプローチとコミュニケーションを行うOne to One マーケティングが大前提となり、
セールスフォース・ドットコムによる2019年の調査によると、以下の結果があげられています。

 ・73%の顧客が「企業に自分のニーズや希望を理解してほしい」と思っている
 ・62%の顧客が「企業に自分の行動や振る舞いに基づいて対応してほしい」と思っている

このように、個人のニーズに合わせたOne to One マーケティングが重要となってきます。

■One to One マーケティングの代表的な手法

 【レコメンデーション】
  購入履歴から、類商品や関連商品を表示させる方法。
  よりお客様のニーズにマッチした提案が可能です。

 【リターゲティング広告】
  自社サイトを訪問した閲覧者をサイトから離れた後も広告の表示で追跡し、
  興味を持ったページを訴求する方法。
 
 【メール配信・DM送付】
  キャンペーンや優待情報をメール配信したりDM送付することで、購買意欲を刺激する方法。
  定期的・段階的に送付することで、離脱も防止します。

お客様それぞれに見合ったマーケティングをすることで販促効果は非常に高まります。

クレームになる4つの原因とは!?

主に、クレームに繋がる原因としては、下記の4つが挙げられます。

 1.商品・サービスの品質不良
   商品の欠陥や欠品、「注文したものと違う」などのミス、期待と大きく異なる場合に発生。
 2.接客態度の悪さ
   無愛想、失礼な言葉遣い、ぞんざいな態度など。
 3.社内ルールの押し付け
   「○○でないとNG」など自社ルールにより、怒りのもとになってしまうパターン。
 4.お客様側の不注意・勘違い
   サイズ間違いや説明書の未読によるミスなど、お客様の不注意や勘違いによるパターン。


上記のようなクレームが発生した際、迅速かつ丁寧な対応が求められ、
特に電話によるクレームの場合、お相手が見えない分、通常よりもさらに気をつけなければなりません。
そのため、電話応対では便利なツールを利用するのが得策です。

■電話応対の便利ツール

・CTI
 着信時にお客様情報を表示させることができ、
 これにより、自社の担当者や現在の状況を目と耳で確認しながら対応をおこなえます。
・通話録音
 発着信のたびに自動録音するツールや
 クラウドによる管理で多拠点でのクレーム内容が瞬時に把握できるものもございます。

もちろん対応術も必要不可欠ですが、
このような便利ツールを利用することで、『いらぬ怒り』を与えずに対応いただけます。